万城目学は、見慣れた京都や奈良、大阪の街に、ありえない約束や奇妙な歴史を忍び込ませる小説家です。大学生たちが謎の競技に巻き込まれる『鴨川ホルモー』から、夏の京都に切ない出会いを描く『八月の御所グラウンド』まで、笑いと不思議が同じ物語に息づいています。
1976年に大阪府で生まれ、京都大学法学部を卒業。企業勤務を経て2006年『鴨川ホルモー』でデビュー、2024年『八月の御所グラウンド』で第170回直木賞を受賞しました。経歴、作品の特徴、2026年の新作を含むおすすめ9冊の読む順番を紹介します。
- 1976年大阪府生まれ。京都大学法学部を卒業し、化学繊維会社での勤務を経て小説家を志した。
- 2006年『鴨川ホルモー』でデビュー。京都・奈良・大阪など実在の土地に不思議な仕組みを重ねる。
- 2024年『八月の御所グラウンド』で直木賞。2026年には作家生活20周年を記念する新刊と愛蔵版が刊行された。
学歴・デビュー・代表作を手早く整理します。
万城目学の生い立ち・学歴|大阪から京都大学法学部へ
万城目学は1976年、大阪府に生まれました。出身大学は京都大学で、法学部を卒業しています。出身地と学歴は京都大学の公式発表や出版社の著者略歴でも確認できる情報です。
京都大学で学生時代を過ごした経験は、のちに京都を舞台にした作品を読む際の手がかりになります。ただし『鴨川ホルモー』に出てくる架空の競技や組織が、実際の大学生活で存在したと誤解しないようにしたいところです。
京都の大学周辺には神社、通り、川など、歴史を感じられる場所があります。万城目の物語では、実在の地名が描かれるほど、その中に現れる不思議な出来事が鮮やかに際立ちます。
京都大学法学部卒業という経歴と、小説内の奇想天外な設定は切り分けて理解するのが大切です。学校時代の詳しい私生活を、根拠なく補ってはいません。
大学卒業後の経歴|会社員から小説家へ
大学を卒業した後、化学繊維を扱う企業で勤務しました。KADOKAWAの著者略歴にも、会社で働いた経験を経て作家になったことが記されています。
就職してからすぐに本を出版できたわけではありません。2006年にデビューするまで、創作を続けて機会をつかみました。京都大学は2024年の受賞に際し、企業で働いた後も小説家への夢を持ち続けた歩みを紹介しています。
現実の仕事から離れた奇妙な設定を考える作家だからといって、職務経験が作品の特定の仕組みを直接生んだと断定はできません。小説の発想と会社員時代の経歴は、事実を区別して読みたいところです。
社会人を経験してからデビューした作家として、創作に向かう時間を積み重ねたことも経歴の見どころです。
2006年『鴨川ホルモー』でデビュー
2006年4月、産業編集センターから『鴨川ホルモー』が刊行されました。同作は第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、万城目学のデビュー作となりました。
京都の大学生が「ホルモー」という正体不明の競技に関わっていく青春小説です。授業や恋愛、サークルのような身近な場面と、突然現れる奇妙なルールが絶妙に入り交じります。
2009年には角川文庫版が刊行され、映画化も実現しました。初刊の2006年と、現在選びやすい文庫版の2009年は別の日付です。書籍カードでは2009年のISBNを使います。
『鴨川ホルモー』は、その後の連作短編集『ホルモー六景』、2026年刊のシリーズ完結編『ホルモー燦燦』につながります。読む順番は原点の『鴨川ホルモー』からがおすすめです。
2007〜2009年|奈良の鹿と大阪の秘密へ
2007年4月に『鹿男あをによし』が幻冬舎から刊行されました。奈良の女子高校へ赴任した教師が、鹿にまつわる不可思議な出来事と日本を揺るがす危機へ巻き込まれます。
神社仏閣や奈良の歴史ある風景が、空想的な物語の舞台を支えます。2008年にはテレビドラマ化され、第137回直木賞候補にもなりました。受賞ではなく候補だった点は区別しておきましょう。
2009年には大阪を舞台とする『プリンセス・トヨトミ』が刊行されました。会計検査院の調査官が大阪の秘密に近づいていく物語で、歴史と都市の奇想が重なります。
大阪の商店街や歴史の記憶をたどる楽しさがある一方、作品の秘密の組織はフィクションです。『鴨川ホルモー』の京都、『鹿男あをによし』の奈良と合わせ、関西の違う都市を比べて読めます。
2010〜2013年|家族の物語から壮大な歴史小説まで
2010年に発表された『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』では、小学一年生の少女と犬や猫を中心に、日常のふしぎが描かれます。大げさな事件よりも出会いや別れの感情を味わえる作品です。
2011年には『偉大なる、しゅららぼん』が刊行され、滋賀県の琵琶湖周辺を舞台に、不思議な力を持つ一族の対立が物語を動かします。2014年には映画化されました。
2013年刊の『とっぴんぱらりの風太郎』は、戦国時代の京都・大阪を舞台に忍者の風太郎を描いた長編です。文藝春秋の単行本は752ページあり、同じ奇想でも読み応えのある歴史物語へ表現を広げています。
都市伝説的な仕掛けから、家族の感情、戦国時代の物語へ。作品ごとに語りの規模と味わいを変えていることが、この時期の刊行作から見えてきます。
2014〜2017年|中国古典・神様・建物の物語へ
2014年には『悟浄出立』が刊行されました。西遊記や三国志といった中国の古典で脇役になりがちな人物に焦点を当てる短編集で、2017年に新潮文庫から刊行されています。
『鴨川ホルモー』のような派手な競技はありませんが、既によく知られた物語を違う人物の立場から考える面白さがあります。古典を読んだ経験がなくても、主人公の心情を追って楽しめます。
2016年には『バベル九朔』、2017年には『パーマネント神喜劇』を発表。前者は古いビルを舞台とする奇妙な事件、後者は神様たちの視線から人間の日常を描く作品です。
伝説や超自然的な設定に、現実に生きる人の悩みや期待を重ねる手法が続いています。笑える設定から始まり、人物の気持ちが印象に残る読後感も特徴です。
2023〜2024年|『八月の御所グラウンド』で直木賞
2023年8月に文藝春秋から刊行された『八月の御所グラウンド』は、京都を舞台にした二つの物語を収録しています。女子高校駅伝と御所の草野球を描き、懐かしさと少し不思議な出会いが重なります。
2024年1月、第170回直木三十五賞を受賞しました。京都大学も受賞を報じ、在学時代を過ごした京都が小説の舞台となっていることに触れています。
2024年6月には『六月のぶりぶりぎっちょう』が刊行されました。京都にゆかりある歴史と不可思議な出来事を描く、直木賞受賞作と対をなす連作です。
両作品は同じ京都という場所を、別の感情や角度から描いています。軽妙な語りの奥に、人の記憶や喪失があるところにも、近年の作風の広がりを感じられます。
『六月のぶりぶりぎっちょう』は2025年の第13回京都本大賞にも選ばれました。直木賞受賞作と並んで京都の街や歴史を描く作品が評価されたことを示す、近年の大切な受賞歴です。
2026年|デビュー20周年と『ホルモー燦燦』
2026年は『鴨川ホルモー』刊行から20年の節目となりました。6月22日には、書き下ろしの「二十年目のあとがき」を収めた函入りの『愛蔵版 鴨川ホルモー』がKADOKAWAから発売されました。
さらに6月24日、シリーズ第3作『ホルモー燦燦』が刊行されました。『鴨川ホルモー』『ホルモー六景』に続く作品で、出版社はシリーズの完結編と案内しています。
20年前の京都の大学生たちの物語へ戻る一方、著者は近年の京都を舞台にした連作も手がけています。昔の作品だけでなく、2026年までの刊行を追うことで、同じ都市を描く表現の変化を楽しめます。
『ホルモー燦燦』から入ると過去の設定や関係性がつかみにくい場合があるため、初作と『ホルモー六景』を読んだ後に完結編へ進むのがおすすめです。
万城目学の主な作品と作風・特徴
万城目学の主要作品を比べる
気になる作品を、刊行時期・ジャンル・作品の位置づけから見比べられます。
万城目学の小説は、実在する街の風景を丁寧に描き、その中に説明しきれない出来事を滑り込ませる構成が特徴です。『鴨川ホルモー』の謎の競技、『鹿男あをによし』の話す鹿、『プリンセス・トヨトミ』の都市の秘密は、いずれも身近な日常のすぐ隣に現れます。
登場人物のちょっと情けない言動や軽快な会話を楽しんでいるうちに、友情や家族、歴史の記憶といった大きなテーマが姿を見せます。ひとつのジャンル名ではくくれない、独特の物語の運び方です。
実在の関西の街を不思議な舞台へ変える
京都では鴨川や大学周辺、奈良では鹿や歴史のある寺社、大阪では商店街や土地の記憶など、作品ごとに地域の表情が変わります。土地の名前を知っていても、物語の秘密を知っているとは限りません。
現実の地図を思い浮かべられるからこそ、その街に別のルールが潜んでいるという発想が楽しくなります。作品の場所を旅する気分で読めるのも魅力です。
奇抜な設定を人物の感情で支える
ホルモーの競技や不思議な能力は強い印象を残しますが、物語の芯にあるのは人物の葛藤です。仲間に見栄を張ったり、誰かを好きになったりする場面は、特別な力を持たない読者にも身近です。
空想的な仕掛けが大きい作品でも、登場人物に感情移入できるため、物語をただの設定説明として読む必要がありません。奇想と青春の心情が同時に進むところに作風が表れます。
笑いから切なさへ読後感を変える
『鴨川ホルモー』の大騒ぎと『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』の静かな余韻では、同じ作家でも印象が異なります。『八月の御所グラウンド』には、過去の時間や会えない人への思いを重ねる物語があります。
大げさな仕掛けで笑わせるだけでなく、ふとした瞬間に寂しさが立ち上がる構成にも注目してみてください。好みの読後感で本を選ぶ手がかりになります。
史実・古典に架空の物語を重ねる
『悟浄出立』では古典の脇役を主人公に置き、『とっぴんぱらりの風太郎』では戦国時代を舞台に人間の運命を描きます。『六月のぶりぶりぎっちょう』には日本史の大きな出来事が影を落とします。
歴史上の人物や出来事が登場しても、小説内で描かれたすべてが史実というわけではありません。史実に興味が湧いたら資料と読み比べ、作品がどこに独自の視点を加えたかを楽しめます。
シリーズを跨いで広がる京都へのまなざし
2006年の『鴨川ホルモー』で描いた京都と、2023年の『八月の御所グラウンド』の京都は同じ街でありながら、人物が過ごす時間も読後の印象も違います。
著者は2023年の文藝春秋インタビューで、京都をもう一度書くことについて語りました。学生時代のにぎやかな物語から、記憶を抱えた人々の物語へ、時を経て表現が広がっています。
万城目学の代表作・おすすめ作品9選|小説を比較
入門は『鴨川ホルモー』、不思議と感動を両方味わうなら『八月の御所グラウンド』、完結編は『ホルモー燦燦』がおすすめ。紹介する9冊は、文庫版・単行本版のISBNを明示して選びました。
『鴨川ホルモー』|京都の大学生と謎の競技
京都の大学生が突然「ホルモー」という奇妙な競技に関わる青春小説です。恋愛や友だちとの関係から物語が始まるので、不思議な設定が初めてでも入りやすい一冊です。
2006年のデビュー作。商品カードは2009年刊の角川文庫版を採用しています。万城目作品の軽妙な会話と奇想を味わう入口に最適です。
『鹿男あをによし』|奈良の鹿が告げる使命
奈良の女子高校に赴任した教師が、喋る鹿から思いも寄らない使命を伝えられます。鹿のいる街の日常と、大きな危機が同じ物語で進む不思議な作品です。
2007年の単行本刊行作で、第137回直木賞候補。商品カードは2010年刊の幻冬舎文庫を使います。奈良の風景が好きな人や、歴史とファンタジーの組み合わせが好きな人に向きます。
『プリンセス・トヨトミ』|大阪の街に眠る秘密
会計検査院の調査官が大阪の町で奇妙な秘密に近づいていきます。大阪の商店街や地域の歴史が、想像を超える仕掛けとつながる物語です。
2009年刊行、映画化された長編です。商品カードは2011年刊の文春文庫を選びました。都市伝説のような謎を読みたい人におすすめです。
『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』|少女と猫の出会い
小学一年生のかのこちゃんと、犬語を話す猫・マドレーヌ夫人が登場します。身近な日常の不思議を通して、出会いや別れの気持ちが静かに広がる物語です。
2010年刊の作品から、商品カードには2013年刊の角川文庫版を採用。別れが物語の一部となるため、読み手の気分に合うタイミングで選ぶのがおすすめです。
『偉大なる、しゅららぼん』|琵琶湖と不思議な一族
滋賀・琵琶湖のほとりに暮らす二つの一族が、特殊な力をめぐって対立します。少し風変わりな高校生活と、湖の力に関わる大きな事件が重なります。
2011年刊行、2014年映画化。紹介カードは2013年発売の集英社文庫版です。大きな世界観へじっくり浸りたい人に向きます。
『悟浄出立』|中国古典の脇役を主人公に
西遊記や三国志などでよく知られる人物の周囲にいる者たちへ、物語の光を当てる短編集です。語り手が変わることで、馴染みある話の別の表情に気づけます。
2014年に発表され、紹介カードは2017年刊の新潮文庫版です。万城目作品の中でも落ち着いた文章と心情を味わいたい人に合います。
『八月の御所グラウンド』|京都の夏と直木賞受賞作
女子高校駅伝と京都御所の草野球を題材にした二つの物語を収録。京都で出会う人々の過ごした時間に、少し不思議で切ない出来事が重なります。
2023年刊、2024年に第170回直木賞を受賞。今回は2026年8月刊の文春文庫版を選びました。笑いと静かな感動を両方味わいたい人におすすめです。
『六月のぶりぶりぎっちょう』|歴史の謎と京都
京都を訪れる高校教師などを軸に、歴史の影と不思議な出来事を描きます。『八月の御所グラウンド』と響き合う物語ながら、謎や歴史の扱い方は異なります。
2024年6月刊の文藝春秋単行本を紹介。『八月の御所グラウンド』を読んでから進むと、同じ京都を別の視点から描く面白さが際立ちます。
『ホルモー燦燦』|デビュー20周年の完結編
『鴨川ホルモー』『ホルモー六景』に続く第3作で、京都の不可思議な競技をめぐるシリーズの完結編です。これまでの世界観を受け継ぎながら、新たな仕掛けを描きます。
2026年6月24日発売、KADOKAWA刊の320ページの単行本です。シリーズ未読なら、初作から順に読んだ後で手に取るとつながりを楽しみやすくなります。
万城目学を初めて読むなら?おすすめの読む順番
好みを選ぶと、この記事に登録された作品から「1冊目 → 2冊目 → 3冊目」の読む順番を提案します。
迷ったら『鴨川ホルモー』→『鹿男あをによし』→『八月の御所グラウンド』がおすすめです。大学生活の大騒ぎから奈良の不思議、京都で起こる静かな出来事へ、万城目作品の幅を無理なく楽しめます。
『ホルモー』シリーズをすべて読むなら、2006年の『鴨川ホルモー』、2007年刊の連作『ホルモー六景』、2026年の『ホルモー燦燦』の順です。『ホルモー六景』はおすすめ9冊には含めていませんが、完結編まで読むなら間に挟みたい一冊です。
関西の街から選ぶなら、京都は『鴨川ホルモー』と『八月の御所グラウンド』、奈良は『鹿男あをによし』、大阪は『プリンセス・トヨトミ』、滋賀は『偉大なる、しゅららぼん』が入口になります。同じ地域でも時代と視点は異なります。
派手なファンタジーより、身近な人への思いを読みたい人には『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』が向いています。古典や歴史への関心が強ければ『悟浄出立』、本格的な長編を味わいたければ『偉大なる、しゅららぼん』を選んでください。
少し切ない余韻が好きなら、『八月の御所グラウンド』から『六月のぶりぶりぎっちょう』の順で、同じ京都に重なる別の記憶をたどれます。二つの本は共通の雰囲気を持ちながら、同じ物語の単純な続きではありません。
現在の気分で選んでも問題ありません。シリーズの関係だけは確認し、それ以外の独立した長編は興味のある土地やテーマから読むと、作品が自分に合うか判断しやすくなります。
万城目学の受賞歴|新人賞から直木賞まで
2006年のデビュー作『鴨川ホルモー』は第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しました。日常と非日常が重なる奇想的な設定は、作家の初期からの持ち味です。
『鹿男あをによし』は第137回、『プリンセス・トヨトミ』は第141回、『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』は第143回直木賞の候補となりました。候補歴は作家の活動を示すものですが、これらを受賞作と誤って紹介してはいけません。
その後も『とっぴんぱらりの風太郎』や『悟浄出立』などが直木賞候補になりました。作品の性格を変えながら文学賞の選考対象となってきたことがわかります。
第170回直木三十五賞の受賞が決まったのは2024年1月17日で、対象作は2023年刊の『八月の御所グラウンド』です。著者の学歴を公表する京都大学も、翌18日に正式に受賞を報じています。
新人賞から直木賞までの道のりを知ったうえで作品を読むと、にぎやかな学生の物語と、人の記憶を静かに見つめる物語の両方を、同じ作家の仕事として味わえます。
万城目学の現在・2026年の新刊と活動
2026年10月現在、万城目学は執筆活動を続けています。出版社KADOKAWAは、作家生活20周年の記念企画として6月22日に『愛蔵版 鴨川ホルモー』、6月24日に『ホルモー燦燦』を刊行しました。
愛蔵版は初作に新たなあとがきを加えた豪華仕様です。初めて買う人は文庫版、作品の背景を詳しく読みたい愛読者には愛蔵版という選び方ができます。装丁と価格も異なるのでISBNを確認してください。
一方『ホルモー燦燦』は新たな書き下ろしの完結編で、単なる復刊ではありません。初作の世界観を引き継ぎながら、シリーズにひと区切りをつける作品と出版社が案内しています。
2024年の『六月のぶりぶりぎっちょう』や2025年の『あの子とO』などにも、奇妙な発想と人物の関係を描く小説があります。初期作品だけで判断せず、直木賞受賞後に広がった表現にも目を向けられます。
新刊の予定やイベントについては、未発表の情報を推測していません。2026年までに実際に刊行された書籍と、出版社が正式に発表した内容に限定して紹介しています。
万城目学についてよくある質問
万城目学の出身地と生年は?
1976年、大阪府生まれです。京都大学と出版社の著者プロフィールで確認できます。
出身大学・学歴は?
京都大学法学部を卒業しています。卒業後には化学繊維会社で勤務した経験があります。
作家デビュー作は何?
2006年刊の『鴨川ホルモー』です。第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しました。
『鴨川ホルモー』のシリーズ順は?
『鴨川ホルモー』→『ホルモー六景』→『ホルモー燦燦』の順です。
万城目学はいつ直木賞を受賞した?
2024年1月、第170回直木三十五賞を『八月の御所グラウンド』で受賞しました。
関西が舞台の作品は何?
『鴨川ホルモー』(京都)、『鹿男あをによし』(奈良)、『プリンセス・トヨトミ』(大阪)、『偉大なる、しゅららぼん』(滋賀)などがあります。
2026年の新刊は?
6月に『愛蔵版 鴨川ホルモー』と、シリーズ完結編『ホルモー燦燦』が発売されました。
最初に一冊だけ読むなら?
奇想と青春の代表作『鴨川ホルモー』、短めで感動的な近年作なら『八月の御所グラウンド』がおすすめです。
まとめ|万城目学は街と不思議と人の記憶を描く
万城目学は、知っている街の中に別の世界を見つけるような小説を届けてきました。京都の学生生活から始まった奇想は、奈良や大阪へ広がり、近年は人の記憶や別れを描く物語にもつながっています。
笑いながら驚きたいなら『鴨川ホルモー』、少し静かな読後感を求めるなら『八月の御所グラウンド』。読みたい気分と舞台の街を入口に選ぶことで、作品の違った面白さを発見できるはずです。










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