今村翔吾は、戦国武将だけでなく、江戸の火消、城の石垣職人、明治の剣士まで、歴史の表舞台とその周辺に生きた人々を描く小説家です。『塞王の楯』の戦を止めたい職人、『イクサガミ』の過酷な競争へ挑む元武士など、時代が変わっても人間の信念と葛藤を中心に物語が動きます。
1984年に京都府で生まれ、関西大学文学部を卒業。ダンス講師や埋蔵文化財調査員を経て、2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー、2022年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞しました。経歴、受賞歴、2026年の最新刊と、おすすめ作品9冊の読む順番を解説します。
- 1984年京都府生まれ。関西大学文学部卒業後、ダンス講師・作曲・埋蔵文化財調査などの仕事を経験。
- 2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビューし、歴史の脇役や職人にも光を当てる時代小説を発表。
- 2022年『塞王の楯』で直木賞。書店運営にも携わり、2026年は『未だ本能寺にあり』を刊行。
学歴・デビュー・代表作と最新刊を整理します。
今村翔吾の生い立ち・学歴|京都府生まれ、関西大学文学部へ
今村翔吾は1984年、京都府に生まれました。大学は関西大学文学部を卒業しています。本人の所属事務所プロフィールや『サライ』のインタビューに、出身と学歴が記されています。
幼いころから読書、とりわけ歴史小説に親しんでいました。読書を続けるうち、いずれ読みたい歴史物語を自分でも書いてみたいという思いを抱くようになったと語っています。
ただし大学で歴史学を専攻したと断定する根拠はありません。公表された最終学歴は関西大学文学部卒業であり、研究者としての専門課程を想像して補うことは避けています。
歴史上の人物を身近に感じさせる作風は、学歴ひとつで説明できるものではありません。長年の読書や、人に接する仕事で得た経験にも注目すると歩みを理解しやすくなります。
大学卒業後の経歴|ダンス講師から文化財調査へ
大学卒業後は、父親が滋賀で営むダンス教室に入り、インストラクターとして幅広い年齢の生徒を教えました。作曲にも関わり、滋賀県守山市では埋蔵文化財調査員を経験しています。
本人は2019年の『てらこや青義堂』についてのインタビューで、長年子どもを教えた経験が、先生と生徒の関係を書く際に役立ったと説明しています。教育の現場で抱く弱さや迷いも、創作の題材になりました。
作家になりたいと思いながら、なかなか原稿を書けずにいた時期もあります。教え子から夢を追っていないことを指摘されたのが、実際に執筆を始める転機だったと『サライ』で振り返っています。
埋蔵文化財の調査経験は、歴史を扱う仕事と接点があります。ただし特定の遺跡や調査が後の小説の直接的なモデルだったとする資料はないため、経歴上の事実として紹介します。
2016〜2017年|新人賞から『火喰鳥』でのデビューへ
2016年には『蹴れ、彦五郎』が伊豆文学賞、『狐の城』が九州さが大衆文学賞で評価されました。公式年譜によれば、単行本デビュー前から短編を応募し、賞を得ていたことがわかります。
2017年3月、祥伝社文庫から『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』を刊行しました。江戸時代に消火活動へ挑む武家火消、松永源吾たちの再起を描いた時代小説です。
消火の現場に必要な仲間の技や、過去の失敗を抱えた人物の心情が重なります。英雄的な武将ではなく、命を守る仕事をする人々を主人公に据えた点が、新鮮な入口になっています。
同作は翌2018年、第7回歴史時代作家クラブ賞の文庫書き下ろし新人賞を受賞。シリーズは『羽州ぼろ鳶組』として続き、2021年には吉川英治文庫賞も受けました。
2018〜2019年|『童の神』『八本目の槍』への挑戦
2018年には『童神』が第10回角川春樹小説賞を受賞し、刊行時に『童の神』へ改題されました。平安時代、都の人々に蔑まれた「童」と呼ばれる者たちが尊厳のために立ち上がる物語です。
『童の神』は第160回直木賞候補になりました。酒呑童子などの伝承を下敷きにしながら、誰が歴史の表側から排除されるのかという視点を取り入れています。
2019年刊『八本目の槍』では、石田三成の人物像を、豊臣秀吉に仕えた武将たちの視点から描きます。彼らの語りが重なることで、一人の武将への見方が少しずつ変わる構成です。
同作は2020年に第41回吉川英治文学新人賞を受賞しました。一人の人物を複数の視点から描く方法は、のちの『未だ本能寺にあり』とも読み比べられます。
2020年『じんかん』|松永久秀を別の角度から描く
2020年5月、『じんかん』が講談社から刊行されました。世間から悪人と見なされがちな戦国武将・松永久秀の半生を、織田信長が若い小姓へ語るという形で描いた長編です。
歴史書や伝承で与えられた評価をそのまま受け入れず、一人の人が何を望み、どんな困難に直面したかを小説として組み立てています。正史の再現ではなく、歴史を材料にした独自の物語です。
2020年、第11回山田風太郎賞を受賞。第163回直木賞の候補にもなりました。受賞と候補の違いは明記し、どの作品で評価されたかを区別しています。
刊行時の単行本は514ページ、現在選びやすい講談社文庫版は2024年刊です。物語の厚みにじっくり浸りたい人には、長編ならではの読み応えがあります。
2021〜2022年|『塞王の楯』で直木賞
2021年10月、集英社から『塞王の楯』が刊行されました。石垣を築く穴太衆と、強力な鉄砲を作る国友衆が、大津城の攻防を舞台にぶつかる戦国小説です。
主人公の石工・匡介は、戦を防ぐ石垣の力を信じています。一方、鉄砲の職人・彦九郎も、圧倒的な武力が戦争を抑止すると考えます。正反対の方法で平和を願う職人たちが物語の中心です。
2022年1月、第166回直木三十五賞を受賞。武将の勝敗だけでなく、戦場を支える専門職の技と信念を描いたことが、今村作品を代表する特徴の一つです。
2024年には集英社文庫の上下巻が刊行されました。単行本1冊で読むことも、文庫の上下巻で読むこともできます。この記事の書籍カードでは単行本を基準に紹介します。
2022年|『幸村を討て』と『イクサガミ』の始まり
2022年3月、『幸村を討て』を刊行しました。真田幸村をめぐって、父の昌幸や兄の信之、徳川家康など複数の立場から、大坂の陣の真相へ迫る歴史ミステリーです。
同年には講談社文庫から『イクサガミ 天』を刊行。明治維新後を舞台に、巨額の賞金をめぐる危険な競争へ元武士たちが参加する、疾走感のあるシリーズが始まりました。
『イクサガミ』は『天』『地』『人』『神』の全4巻で本編が完結。『神』は2025年8月刊で、シリーズを最初から読み進めた人が結末へたどり着ける構成です。
2025年11月にはNetflixの実写シリーズも配信されました。映像作品の印象から入った人も、文庫版では人物の視点や心理描写をじっくり追えるでしょう。読み始めるなら必ず『天』からです。
2024〜2026年|『海を破る者』と『未だ本能寺にあり』
2024年には『海を破る者』が刊行されました。元寇を舞台に、伊予の河野通有らが圧倒的な外敵に向き合う物語です。2026年7月には文春文庫版が発売されました。
2025年4月には『人よ、花よ、』上下巻が刊行。楠木正成の息子・正行を軸に、南北朝の争いの中で平和を願う人々を描き、時代の幅をさらに広げました。
2026年8月には『イクサガミ』本編4巻をまとめた愛蔵版が発売されました。こちらは既刊を収録した豪華仕様であり、シリーズ第5巻という位置づけではありません。
さらに2026年9月29日、幻冬舎から『未だ本能寺にあり』が刊行されました。本能寺の変で見つからなかった信長の遺骸をめぐり、複数の証言から謎を追う歴史ミステリーです。
近年は書店を守る活動や出版に関する発信も続けています。小説の新刊情報と書店関連の著作は別のものとして整理し、2026年10月時点で確認できる活動を掲載しています。
今村翔吾の主な作品と作風・特徴
今村翔吾の主要作品を比べる
気になる作品を、刊行時期・ジャンル・作品の位置づけから見比べられます。
今村翔吾の歴史小説は、史実の勝者や名将だけでなく、火消、石工、鉄砲職人、時代に取り残された人々の視線を重視します。大きな事件に振り回されながら、何を守るかを自分の意志で選ぶ登場人物が、物語を動かします。
激しいアクションに注目されがちですが、勝敗の後に何を残せるのか、争いを終わらせられるのかという問いも、複数の作品に共通します。史実と創作が交わる部分を意識しながら読むと、独自の歴史観が見えてきます。
武将の背後にいる職人や火消を主人公にする
『火喰鳥』では火事場で人命を守る火消、『塞王の楯』では石垣を築く穴太衆と鉄砲を作る国友衆が中心です。専門の技を磨く人々が、政治や戦争の局面で何を選ぶかを描きます。
歴史に残る大きな戦だけを追うより、日々の仕事が時代の行方を左右するところに興奮があります。物づくりやチームの物語が好きな人にも入りやすい作風です。
勝者から見た歴史を別の人物の目で読み直す
『じんかん』では松永久秀を、『八本目の槍』では石田三成を、当事者や周囲の人の視点から描きます。悪人、敗者といった後世の評価だけでは見えてこない複雑な心情に光を当てます。
読者は歴史上の評価をいったん保留し、なぜその人物が行動したのかを考えながら読み進められます。史実を覆す事実の主張ではなく、可能性を描く小説として楽しみたいところです。
人を守るために戦うという矛盾を描く
『塞王の楯』では石垣も鉄砲も、争いを終わらせたいという願いと結びつきます。『イクサガミ』では、大切な人を守りたい主人公が過酷な戦いに身を投じます。
戦う勇気と戦いを終える勇気は、必ずしも同じではありません。命を守る行為と誰かを傷つける行為が交差する点に、作品を読み返したくなる深さがあります。
章ごとに視点が変わる歴史ミステリー
『幸村を討て』は、真田幸村を知る別々の人物が真相を語る構成です。2026年刊『未だ本能寺にあり』では、本能寺の変をめぐる複数の証言が歴史の謎へ迫ります。
史実の結末を知っていても、誰がどの情報を持っているかによって見える物語は変わります。事件の真相より、語る人の思惑に注目する読み方もおすすめです。
シリーズでは仲間の成長を長く追える
『羽州ぼろ鳶組』は火消たちの再生、『イクサガミ』は幕末から明治へ移る社会での生き残りを軸にする連作です。単独長編より、登場人物が変わる時間を長く共有できます。
『火喰鳥』はシリーズ初作、『イクサガミ 天』は四部作の初巻です。続編や完結編から読み始めるより、最初に世界観と人物の背景を知る方が展開を追いやすくなります。
今村翔吾の代表作・おすすめ作品9選|歴史小説を比較
初めてなら直木賞作『塞王の楯』、仲間の再起なら『火喰鳥』、圧倒的な展開なら『イクサガミ 天』がおすすめです。シリーズの第一巻、受賞作、2026年の最新作を含む9冊を比較します。
『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』|江戸の火消と仲間の再起
かつて江戸随一と呼ばれた火消・松永源吾が、新庄藩の火消組を率いて困難に立ち向かいます。仕事に傷ついた人たちが再び力を合わせる、チーム小説の面白さが詰まっています。
2017年3月刊、祥伝社文庫のシリーズ第1巻です。主人公と仲間に出会う最初の一冊として、刊行順で読むのがよいでしょう。
『八本目の槍』|石田三成を仲間の視点から知る
豊臣秀吉に仕えた武将たちの語りから、石田三成の生涯と信念を浮かび上がらせる歴史小説です。よく知られた人物の印象が、語り手が変わるたびに少しずつ動きます。
2019年刊、紹介するのは2022年4月発売の新潮文庫版。吉川英治文学新人賞受賞作で、歴史の人物像を別の角度から考えたい人に向いています。
『じんかん』|松永久秀はなぜ悪人と呼ばれたか
織田信長が小姓に、松永久秀の意外な半生を語り始めます。貧困や差別を前に何を守ろうとしたのか、悪名の裏にある一人の人物像を描く物語です。
2020年に単行本刊行、商品カードは2024年4月の講談社文庫版です。第11回山田風太郎賞を受賞した重厚な長編を、腰を据えて読みたい人におすすめします。
『塞王の楯』|職人が考える戦を終わらせる方法
城を守る石垣職人と、それを破る鉄砲職人。互いに争いを終わらせたいと願いながら、相反する技を磨く二人が大津城の攻防で対決します。武将ではなく技術者が中心の戦国小説です。
2021年10月刊、集英社の単行本を紹介しています。第166回直木賞受賞作で、今村の代表的な一冊。シリーズを知らずに単独で読み始められます。
『幸村を討て』|真田家と大坂の陣の歴史ミステリー
真田幸村について、異なる立場の武将たちが次々に語る物語です。父・昌幸や兄・信之との関係も含め、一つの戦いを見ているはずなのに別の真相が浮かび上がります。
2022年刊の作品から、今回は2024年11月の中公文庫版を選びました。複数の証言から謎を考える歴史ミステリーが好きな人に合います。
『イクサガミ 天』|明治の剣士が命を懸ける
明治初期、巨額の賞金をめぐる危険なゲーム「蠱毒」に、元武士をはじめ多くの参加者が集まります。東京を目指す道中の戦いと、参加者それぞれが抱える理由が重なる作品です。
2022年2月刊、講談社文庫の四部作の第1巻です。続編『地』『人』『神』は順番どおり読み進めることで、人物関係と結末を楽しめます。
『海を破る者』|元寇と河野通有の覚悟
元寇を舞台に、伊予の御家人・河野通有が蒙古軍の脅威と向き合います。一族の内部にある対立、祖国を守る戦いの複雑さを描く、歴史の大きな転換を扱う長編です。
2024年刊の作品で、商品カードは2026年7月の文春文庫版です。戦国より前の鎌倉時代を舞台にした作品を読みたい人にも向きます。
『人よ、花よ、(上)』|楠木正行と南北朝の選択
楠木正成の息子・正行が、南北朝の争いの中で戦を終えるための道を探ります。父の名声を背負いながら、人々が生き続けられる世を願う難しい選択が描かれます。
2025年4月刊、朝日新聞出版の上下巻の上巻を紹介しています。物語は下巻へ続きますので、読み切りの一冊と取り違えずに選んでください。
『未だ本能寺にあり』|2026年刊の歴史ミステリー
本能寺の変で信長の遺骸はどこへ消えたのか。羽柴秀吉の家臣が密命を受け、敵味方の証言をたどりながら、歴史の空白に迫っていく小説です。
2026年9月29日発売、幻冬舎の単行本です。歴史の大事件を新しい謎の角度から楽しみたい人におすすめ。史実と架空の推理を区別して読めます。
今村翔吾を初めて読むなら?おすすめの読む順番
好みを選ぶと、この記事に登録された作品から「1冊目 → 2冊目 → 3冊目」の読む順番を提案します。
基本は『塞王の楯』→『八本目の槍』→『イクサガミ 天』がおすすめです。単独で読める直木賞作で人物と職人の信念を知り、別の角度から歴史を見る長編へ進み、最後に連作の第一巻で物語の勢いを味わえます。
チームで働く物語が好きなら『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』から始めてみてください。失敗を経験した火消たちが、一人ではできない仕事を協力して成し遂げていきます。シリーズの続刊を楽しめるのも魅力です。
歴史の人物の評価を考え直したい人は、『八本目の槍』から『じんかん』へ。石田三成と松永久秀という、異なる時代の人物を、世間の評判とは別の角度から描いた二作を比較できます。
大坂の陣に関心があるなら『幸村を討て』、本能寺の変の謎に惹かれるなら『未だ本能寺にあり』が入口です。どちらも複数の人物の視点が関わる歴史ミステリーですが、実際の出来事の結末と小説の設定は分けて読むのがおすすめです。
戦国時代以外も読みたい人には、元寇を描く『海を破る者』、南北朝の戦いを描く『人よ、花よ、(上)』があります。舞台の時代から選ぶことで、同じ作家の作品でも新鮮な読書ができます。
『イクサガミ』を続けて読む場合は『天』→『地』→『人』→『神』の順番です。2026年の愛蔵版は全四巻を収録した別仕様で、続編ではありません。途中の巻から読まないことをおすすめします。
今村翔吾の受賞歴|新人賞から直木賞まで
デビュー以前の2016年、『蹴れ、彦五郎』で伊豆文学賞、『狐の城』で九州さが大衆文学賞の大賞を受賞しました。単行本デビューへ至るまで、短編の執筆と新人賞への挑戦を重ねていました。
2018年には『火喰鳥』が歴史時代作家クラブ賞の文庫書き下ろし新人賞、『童神』が角川春樹小説賞を受賞。『童の神』はその後、直木賞の候補となっています。
2020年には『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、『じんかん』で第11回山田風太郎賞を受賞しました。同じ年でも、作品と賞の組み合わせは異なります。
2021年には「羽州ぼろ鳶組」シリーズが第6回吉川英治文庫賞を受賞。2022年には『塞王の楯』で第166回直木三十五賞を受賞し、戦国の職人を描く長編が高く評価されました。
賞の候補と受賞は別の実績です。『じんかん』は第163回直木賞候補ですが、受賞作は『塞王の楯』です。この違いは年表にも明記しています。
今村翔吾の現在・2026年の新刊と書店活動
2026年10月時点で、今村翔吾は小説の執筆に加え、書店の運営や本を広める活動を続けています。大阪府箕面市の「きのしたブックセンター」を引き継いだ後、佐賀駅の「佐賀之書店」、東京・神保町のシェア型書店「ほんまる」にも関わっています。
2026年には『書店を守れ!』『作家で食っていく方法』など、本の仕事と書店の未来をテーマにした著書も刊行しました。歴史小説とは別の、出版に携わる実践者としての活動です。
2026年8月には『愛蔵版 イクサガミ』、9月には最新の歴史ミステリー『未だ本能寺にあり』が発売されました。愛蔵版は既刊四巻の収録、新作は本能寺をめぐる独立した長編という違いがあります。
『未だ本能寺にあり』は9月29日発売で、幻冬舎が2026年秋の新刊として案内しています。刊行予定ではなく、発売済みの作品として紹介しています。
今後のイベントや刊行予定は変更されることがあるため、詳細は公式ウェブサイトと出版社の案内で確認してください。この記事では未発表の予定を推測せず、確認できた事実だけを掲載しています。
今村翔吾についてよくある質問
今村翔吾の出身地と生年は?
1984年、京都府生まれです。本人の公式プロフィールと出版社の著者紹介で確認できます。
今村翔吾の学歴は?
関西大学文学部を卒業しています。卒業後はダンスインストラクターなどの仕事を経験しました。
作家になる前は何をしていた?
ダンス講師、作曲、滋賀県守山市での埋蔵文化財調査などに携わりました。
デビュー作は何?
2017年刊『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』です。江戸の火消たちの再起を描くシリーズの第一作です。
直木賞はいつ、どの作品で受賞した?
2022年1月、第166回直木三十五賞を『塞王の楯』で受賞しました。
『イクサガミ』の読む順番は?
『天』『地』『人』『神』の順で本編が完結しています。2026年の愛蔵版は四巻をまとめた仕様です。
2026年の最新小説は何?
2026年9月29日に幻冬舎から刊行された『未だ本能寺にあり』です。
初めて一冊だけ読むなら?
直木賞作で一冊完結の『塞王の楯』、連作が好きなら『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』、展開の速さを楽しむなら『イクサガミ 天』がおすすめです。
まとめ|今村翔吾の歴史小説は信念を持つ人の物語
今村翔吾は、歴史の有名な戦いを描きながら、その中で人を守ろうとする職人や火消、一人の武将の選択に目を向けてきました。シリーズの熱い展開と、単独長編の深い人物描写の両方を楽しめる作家です。
まずは『塞王の楯』から、好みに応じて『火喰鳥』や『イクサガミ 天』、さらに2026年刊『未だ本能寺にあり』へ。読みたい時代と物語の型を手がかりに、次の一冊を選んでみてください。











