五味太郎は、色や形を見つける遊びから、体のしくみや他人との関係まで、絵本で考える楽しさを届けてきた作家です。逃げた金魚を探す本、動物の体を見比べる本、ページをめくると予想が外れるしかけ絵本など、作品ごとに違う発見が待っています。
1945年に東京都で生まれ、桑沢デザイン研究所で工業デザインを学びました。1973年『みち』を発表し、50年以上にわたって絵本を制作。学歴・経歴と、親子で試したいおすすめ作品9冊の読む順番を紹介します。
- 1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所ID科を卒業し、工業デザイン・グラフィックデザインを経験した。
- 1973年『みち』で絵本制作を始め、絵探し・しかけ・言葉遊びなどを豊かに展開した。
- 絵本だけでなくエッセイやデザインにも関わり、2025年には絵本の出版年代記も刊行された。
出身・学歴・作品の種類・受賞を短く整理します。
五味太郎の生い立ち・学歴|東京から桑沢デザイン研究所へ
五味太郎は1945年、東京に生まれました。新潮社や岩崎書店の公式著者略歴によると、桑沢デザイン研究所のID科を卒業しています。IDはインダストリアルデザインのことで、物の形や使い方を考える領域です。
美術大学の絵画学科を卒業したと書かれることがありますが、公式略歴の記載は桑沢デザイン研究所ID科です。絵本に転じる前から、人が使うものをどう形づくるかに関心を持ち、デザインに関する実務を経験しました。
色・形・位置・動きが少し違うだけで、同じ物が別の印象に見えることがあります。そうした視覚的な発見を絵本の遊びへつなげた点に、工業デザインから始まる歩みとの接点を見いだせます。
ただし個々の絵本を学校の課題に直接結びつける根拠はありません。経歴の事実と、現在の作品から読み取れる表現上の特徴は分けて考えることが大切です。
絵本作家になる前の経歴|工業・グラフィックデザイン
桑沢デザイン研究所を出た後、工業デザインとグラフィックデザインの仕事を経験しました。デザインは使う人の視線や動きを考える仕事でもあり、絵を眺める行為を遊びに変える絵本のつくり方と重なる部分があります。
五味の絵本は、一枚の絵を見せて終わるというより、次の場面で何が変わるかを考えさせる構成が多くあります。絵探しや穴の空いたページなど、本そのものの仕組みを活用する発想が特徴的です。
2025年刊の公式な出版年代記は、1973年から2025年の単独著作372冊を紹介しています。過去の作品の数え方は共著や挿絵を含めるかで変わるため、単純に一つの数字で固定しないほうが正確です。
一つの代表作だけに絞っても、その全体像はつかめません。言葉を繰り返す絵本、子どもの知覚を活用する絵本、少し意地悪な笑いを含む物語を並べると表現の広がりが見えてきます。
1973年『みち』から始まった絵本の仕事
1973年5月、福音館書店の月刊『かがくのとも』第50号に『みち』が掲載されました。人が通る道、列車や飛行機の通り道など、当たり前の言葉を広い意味で見直していく内容です。
目の前にある「道」を一つの種類だけに決めつけず、ほかにも道があるか探すところに、のちの絵本に通じる仕掛けがあります。絵と文章の両方を本人が手がけた初期作品として重要です。
作品は現在の書店で見かける単行本の初版年と、月刊誌での初出年が異なることがあります。『みち』は1973年の月刊誌掲載であり、その事実を起点に創作活動の年表を整理しています。
2025年刊『五味太郎 絵本クロニクル 1973-2025完全版』では、『みち』から始まる出版の歩みが年順に紹介されました。半世紀を超える活動を、作品そのものの変化から見渡せる資料です。
1977年の絵探し絵本|『たべたの だあれ』『かくしたの だあれ』
文化出版局の『どうぶつあれあれえほん』には、『かくしたの だあれ』『たべたの だあれ』があります。動物たちの姿を見比べ、食べたものや隠されたものがどこにあるのか探す絵本です。
単なる正解当てに見えても、動物の模様や形が物語の手がかりになっています。大人が答えを言ってしまうより、読み手自身が目で探す時間をとることで絵本の面白さが広がります。
1977年の作品として知られ、両作品はサンケイ児童出版文化賞を受けています。現在の単品版と合本ではISBNが異なるため、本を選ぶ際には装丁や収録範囲を確認するとよいでしょう。
『きんぎょが にげた』へ進む前に、絵探しの基本となる「よく見て気づく」喜びを経験できる作品です。少人数の読み聞かせで、ページを指さしながら楽しむのに向いています。
1979〜1982年|『さる・るるる』『みんなうんち』『きんぎょが にげた』
1979年の『さる・るるる』では、さるの行動を短い音の繰り返しで表現します。声に出したときのリズムが楽しく、まだ長い物語を聞き続けるのが難しい子にも入りやすい一冊です。
1981年の『みんなうんち』は、生き物が食べて排泄することを自然な営みとして描きます。恥ずかしい話として避けず、動物の種類や体の特徴を観察するきっかけにできる作品です。
1982年の『きんぎょが にげた』は、逃げ出した金魚をページごとに探す絵本です。カーテンや花など、周囲の色や形に紛れた金魚を見つける喜びが繰り返されます。
この3冊は同じ絵本作家の仕事でありながら、声・体のしくみ・視覚という別の入り口を持ちます。子どもが自分の感覚を使うという共通点に注目すると、作風を理解しやすくなります。
1983〜1984年|しかけと視点の違いを絵本に
1983年の『きいろいのはちょうちょ』は、黄色いものを蝶だと思い込む人物が登場する穴あきしかけ絵本です。ページをめくると予想外の正体が見えるため、見間違いが楽しさに変わります。
同年の『まどからおくりもの』では、サンタクロースが窓から見えた姿を手がかりに贈り物を配ります。実際には見える範囲が限られているため、読み手は先回りして意外な展開を楽しめます。
1984年の『わにさんどきっはいしゃさんどきっ』では、わにと歯医者が同じ言葉を口にする一方、それぞれの考えていることは違います。発言と内心のずれがユーモアを生む構成です。
目で見えるものをそのまま信じてよいのか、他人も同じ気持ちなのか。幼い子が笑える場面から、年長の読み手にも興味深い問いが生まれることが、しかけ絵本や会話の絵本の魅力です。
1980年代以降|エッセイ・言葉遊び・海外への広がり
『ことわざ絵本』や言葉を中心に据えたシリーズでは、知識をただ暗記するのではなく、音や意味を面白がる方向へ読者を誘います。絵が先に意味を伝えるときもあれば、言葉の響きが絵を動かすときもあります。
絵本だけでなく、エッセイ『ときどきの少年』でも知られています。同作は路傍の石文学賞を受賞し、子ども時代の記憶やものの見方を、絵とは異なる形で読む手がかりになっています。
出版社の著者略歴によれば、海外でも多数の言語へ作品が翻訳されています。具体的な刊行国数は調査時点や作品数の数え方によって変わるため、年代ごとの情報を区別しています。
岩崎書店のインタビューでは、五味は絵本を遊びと仕事に分けない考え方を語っています。『子どもにはこれを教えるべき』と決めるより、読む人の見方が動くことを大切にする姿勢が伝わります。
五味太郎の主な作品と作風・特徴
五味太郎の主要作品を比べる
気になる作品を、刊行時期・ジャンル・作品の位置づけから見比べられます。
五味太郎の絵本は、見たものを比べる、声に出してみる、ページをめくって確かめるという、読み手自身の行動を呼び出します。教訓を先に提示せず、絵とことばの仕掛けから発見が起こる点に特徴があります。
鮮やかで整理された色使いに目が向きますが、面白さは絵柄だけではありません。絵の外に何があるか、同じ言葉でも別の気持ちが含まれるのではないか、と想像させる構成が何度も登場します。
かくれた形を見つける観察の遊び
『きんぎょが にげた』や『たべたの だあれ』では、読み手の視線が物語を進めます。前のページで学んだ色や形の特徴を、次のページで探すうちに自然と観察が深まっていきます。
「正解を一つ教えてもらう」読書ではなく、子どもが先に気づいたり、大人が見落としたりする面白さがあります。絵を見つける時間そのものが物語になっています。
同じ言葉でも気持ちは同じではない
『わにさんどきっはいしゃさんどきっ』では、わにと歯医者が似た言葉を口にするのに、それぞれの胸の内は違います。言葉を覚えることと、その言葉に込められた気持ちを考えることが一つにつながっています。
読み手はどちらの登場人物にも共感できるため、大人と子どもで注目する場面が違っても構いません。短い文章に複数の意味が重なるところに、再読したくなる仕掛けがあります。
穴あきページや絵本の形を使う
『きいろいのはちょうちょ』『まどからおくりもの』は、紙に空いた穴の向こう側の一部だけを見せるしかけ絵本です。見えている部分が本当の全体だとは限らず、ページをめくることで思い込みが崩れます。
ただ絵を並べるだけでは起こらない発見を、本の構造で生み出すところにデザイン経験が生きています。めくる前と後の見え方の違いを親子で比べてみると楽しめます。
ことばの音で物語を動かす
『さる・るるる』では「る」で終わる短い動詞が次々に登場します。文章で状況を詳しく説明する代わりに、音と絵の組み合わせだけでさるの行動を追えるようになっています。
絵本館の出版社ページには、シャワーを浴びているときに動詞の語尾に気づき、制作を始めたという本人のメッセージが掲載されています。日常の思いつきを作品へつなげる創作方法がうかがえます。
生活の一部をそのまま見るユーモア
『みんなうんち』は排泄を恥ずかしいこととして隠さず、多様な生き物が行う自然な営みとして描きます。子どもが普段疑問に思うことをそのまま絵本にする大胆さがあります。
岩崎書店の本人インタビューでは、作品をしつけや教訓に従わせるより、自分が面白いと思うものを形にする姿勢が語られています。読む側も答えを押しつけられずに楽しめるのです。
五味太郎の代表作・おすすめ作品9選|絵本を比較
初めてなら『きんぎょが にげた』、体への好奇心なら『みんなうんち』、しかけ絵本なら『まどからおくりもの』がおすすめです。以下は現在確認できる版のISBNを基準にした9冊です。
『きんぎょが にげた』|絵探しから始める定番
金魚鉢から逃げた赤い金魚を、カーテンや花の模様から探していきます。文字を長く聞く前に絵を追いかける楽しみがあるため、幼い子との最初の一冊として選びやすい作品です。
福音館書店刊の絵本です。読む人が指をさしながら次のページを待てるところが魅力。大人がすぐ答えを教えず、一緒に「どこかな」と探すとやり取りが広がります。
『みんなうんち』|生き物のからだを知る
人も動物も食べるから排泄するという当たり前のことを、さまざまな生き物の違いから見せます。照れくさく感じる題材を、観察の対象として楽しく考えるきっかけになります。
福音館書店のロングセラーです。トイレトレーニングの道具に限定せず、生き物の共通点と違いを眺めてみてください。体のしくみを話すきっかけにも向いています。
『さる・るるる』|声に出す楽しさを味わう
短い動詞とさるの表情だけで、次々に出来事が進みます。リズムよく声に出すことができるので、言葉の響きに興味を持ち始めた子と読むのに向いた一冊です。
1979年11月に絵本館から刊行された24ページの小型絵本。文章を説明し直すより、音の違いを面白がってみると、親子で自然に声を重ねられます。
『たべたの だあれ』|動物と絵の違いを探す
動物が何を食べたのか、絵に残された手がかりを探していきます。大きな絵の中の小さな違いに気づくことで、ただ眺めるだけとは異なる参加型の読書になります。
1977年に文化出版局から刊行。『かくしたの だあれ』と一緒に楽しめるシリーズです。二冊を並べ、食べたものと隠したものの発見方法を比べる読み方ができます。
『かくしたの だあれ』|隠されたものを見抜く
動物たちが隠しているものを絵から見つけます。特徴のある形が体や模様になじむため、ひと目でわかるページと時間がかかるページとの違いも面白さになります。
文化出版局刊の1977年作品。単品版と合本版があるため購入時は内容を確認してください。見つけたあとに「どこで気づいた?」と聞くと、観察する際の視線の動きが言葉になります。
『まどからおくりもの』|贈り物と穴あきしかけ
サンタさんが窓から少しだけ見える姿を頼りに贈り物を配りますが、見えている部分だけでは予想が外れることがあります。しかけの穴をめくるたびに意外な展開が待っています。
1983年11月刊の偕成社版です。クリスマスの時期に読みやすく、園や家庭で何度も遊べます。ミニ版やビッグブックもあるため、紹介している通常版と取り違えないようにしましょう。
『きいろいのはちょうちょ』|思い込みが変わる瞬間
黄色いものを蝶だと思って追いかけますが、穴の向こうの正体はページをめくるまでわかりません。見える一部分だけから全体を決めつける面白さとおかしさを味わえます。
偕成社の1983年刊しかけ絵本。めくる前に予想して、答えを確かめるという読み方が似合います。繰り返し読むときは絵の細かな違いにも注目してください。
『わにさんどきっはいしゃさんどきっ』|同じ言葉の違う意味
虫歯のわにと治療する歯医者が、同じような言葉を口にしながら実はそれぞれ不安を抱えています。一つの会話に二つの気持ちが隠れ、思いがけない笑いが生まれます。
偕成社の1984年刊、32ページ。歯医者が怖い子にも選べますが、怖さが必ず解消すると約束する本ではありません。誰の気持ちがわかるかと話すのに向いています。
『ひよこは にげます』|小さな冒険を見守る
ひよこたちが思い思いに動き回る様子を、絵の変化を追いながら楽しむ作品です。短い言葉とわかりやすい動きで、はじめての絵本に触れる年齢の子にも選択肢になります。
福音館書店から2021年に刊行された作品。長年の活動を経ても、簡潔な絵と言葉で子どもの目を引きつける工夫が続いていると感じられます。
五味太郎の絵本を初めて読むなら?おすすめの読む順番
好みを選ぶと、この記事に登録された作品から「1冊目 → 2冊目 → 3冊目」の読む順番を提案します。
基本は『きんぎょが にげた』→『たべたの だあれ』→『まどからおくりもの』の順です。絵を探す楽しさから始め、次に隠された手がかりを読み解き、最後にページのしかけによる意外性を楽しめます。
まだ文字より音を楽しむ時期なら『さる・るるる』から入り、『ひよこは にげます』『きんぎょが にげた』へ進む方法もあります。視線の移動や短い言葉を声に出す時間を大切にしてください。
体のことに興味を持ち始めたら『みんなうんち』、病院や歯医者の場面が気になるなら『わにさんどきっはいしゃさんどきっ』を候補に。どちらも日常の題材から入り、話し合いが生まれる本です。
クリスマスには『まどからおくりもの』、しかけを使った見間違いを楽しみたいなら『きいろいのはちょうちょ』が合います。読む季節や子どもの反応から選ぶのもよいでしょう。
年齢の目安は出版社が案内していますが、同じ年齢でも関心や集中できる時間は違います。一度で全ページを読むことより、気になる場面を一緒に楽しむ読み方も大切です。
五味太郎の受賞歴|絵本・文学・デザインへの評価
『かくしたの だあれ』『たべたの だあれ』はサンケイ児童出版文化賞で評価されました。子どもの観察する喜びを、色や形だけで伝える構成が長く親しまれています。
『仔牛の春』はボローニャ国際絵本原画展賞、エッセイ集『ときどきの少年』は路傍の石文学賞を受賞した作品として、新潮社などの著者略歴で紹介されています。絵本以外の執筆にも活動が広がりました。
2025年には『ぼくはふね』で第30回日本絵本賞大賞を受賞。アノニマ・スタジオの『五味太郎 絵本クロニクル』公式紹介にも記載され、近年の新作が評価されていることを確認できます。
各賞には対象作品や選考年度の違いがあります。著者が受賞した賞と、作品が書店で人気を集めた事実を混同せず、受賞名・年・対象作品をセットで確認すると経歴を正確に整理できます。
五味太郎の現在・近況|2025〜2026年の活動
2025年12月、アノニマ・スタジオから『五味太郎 絵本クロニクル 1973-2025完全版』が刊行されました。1973年から2025年までの単独著作372冊を紹介し、作者のインタビューを収録しています。
同年末から2026年2月にかけて、東京・代官山で出版年代記に関連する展覧会が開催されました。長く読み継がれる定番作品と、新しい表現を同じ年代の流れで眺める機会となりました。
著作数については、出版社のプロフィールには400冊近い、あるいは400冊以上という表現もあります。出版年代記の372冊は「共著や翻訳・挿絵の本などを除いた単独著作」という数え方です。
海外で翻訳・出版されている作品も多く、言葉が完全に伝わらなくても絵やしかけを介して楽しめる本が数多くあります。絵と本の構造が読書を動かす点は国境を越えて共有されます。
岩崎書店の取材では、作者は紙の本のたたずまいや、読む人の心が動く経験について語っています。絵本をしつけの教材だけに限定せず、本人が面白がっている発想を読者へ届ける姿勢が伝わります。
2026年10月時点で確認できる活動を掲載しています。刊行予定やイベントの開催時期は変更されることがあるため、最新情報は出版社の公式案内を確認してください。
五味作品の読み聞かせでは、同じページを何度も開いて子どもが答えを覚えることがあります。そのときも楽しみが終わるわけではありません。今度は子どもが読み手になり、大人に問いかける遊びへ役割を入れ替えられます。
『きんぎょが にげた』なら探し始める前に金魚の行き先を予想し、『さる・るるる』なら声の調子を変えてみる。同じ本で違う遊び方ができるため、成長に合わせて読み返しやすい作品が揃っています。
また、しかけ絵本は画面上の画像だけでは体験できない部分があります。穴から見えるものを予想して、実際にページを動かして確かめる操作に意味があるからです。動画や画像で先にしかけの答えを知りすぎないことも楽しみを残す方法です。
2025年刊の出版年代記を使えば、手元にある本が作者のどの時期の作品か確かめられます。年代を追うと、1970年代の絵探しから2020年代の新作へ、色や構図といった表現の工夫がどう変わったのか比較できます。
五味太郎についてよくある質問
五味太郎の出身地と生年は?
1945年、東京都生まれです。新潮社や岩崎書店の著者プロフィールに記載されています。
五味太郎の学歴は?
桑沢デザイン研究所ID科を卒業しました。工業・グラフィックデザインを経て絵本の制作に進みました。
最初の絵本は何?
1973年5月、福音館書店『かがくのとも』第50号で『みち』が発表されています。
幼い子と最初に読むなら?
『きんぎょが にげた』や『さる・るるる』が、絵探し・音遊びの入口として選びやすい作品です。
『みんなうんち』はトイレトレーニング用?
排泄に関心を持つきっかけになりますが、生き物の体の共通点を楽しむ観察絵本としても読めます。
おすすめのしかけ絵本は?
『まどからおくりもの』『きいろいのはちょうちょ』は、穴あきのページを使った意外性を楽しめます。
代表作は何冊くらいある?
作品数は集計方法によって異なります。2025年刊の出版年代記は単独著作372冊を収録しています。
五味太郎の近年の受賞は?
『ぼくはふね』が2025年に第30回日本絵本賞大賞を受賞しています。
まとめ|五味太郎の絵本は自分の目で見つける
五味太郎は、色を見つける・声に出す・しかけをめくる・人の気持ちを考えるという多彩な遊びを絵本にしてきました。初めての一冊は、読み手がいま面白いと感じる遊びから選ぶのがおすすめです。
『きんぎょが にげた』で見つける喜びを知ったら、違う仕組みの本も開いてみてください。同じ作家なのに違う楽しみ方ができるのは、長年にわたり読み継がれる理由の一つです。











